実は、
7月の後半に1週間ほど、
右側の顎骨嚢胞摘出手術で藤沢市民病院に入院していました。
ここでは、
これから顎骨嚢胞摘出手術で入院する人向けに、手術の内容と術後の過ごし方について詳しく説明しています。
<目次> 1.顎骨嚢胞摘出手術の内容 2.術後の過ごし方と退院までの日数 |
これから、顎骨嚢胞摘出手術で入院される方の為になれば幸いです。
1.顎骨嚢胞摘出手術の内容
顎骨嚢胞摘出手術とは、
顎骨にある嚢胞を摘出する手術。
私の場合は、
前歯から奥歯までの歯茎を剥ぎ取り腫瘍を摘出。
摘出後は腫瘍があった部分が密閉されて感染症になる恐れがあるので、対孔を形成し、鼻の穴から血を抜いていました。
なので、
全身麻酔です。
手術中は、
全身麻酔なのでほとんど記憶なし。
「なんかフワッとしてきたなぁ〜」
と思ったら、
「◯◯さん(自分の名前)」
と呼ばれたので返事をしたら、
「手術終わりました」
手術は3時間くらいかかったのですが、
本人的には0秒です。
3時間の記憶が全くありません。
なので、恐れることはないです。
私の場合は、
顎骨嚢胞以外は健康体だったので、
手術室まで看護師さんと歩いて行きました。
普段では絶対に入ることのできない手術室の中を歩き、ベットまで自分でいく。
貴重な経験ができますよ。
2.術後の過ごし方と退院までの日数
手術後は、傷口というより、鼻の奥がズキズキ痛みます。
対孔形成で鼻から血がどんどん出てきます。
それがズキズキと痛みます。
そして、
全身麻酔をしたので、麻酔が切れた後は乗り物酔いのような感じで吐き気がします。
ただ、前日の夜から食事制限と飲み物制限をされているので何も出てきません。
しばらく二日酔いのような感じが続きます。
手術後6時間以上経過すると飲み物が許可されます。
その時に飲めるのは、
・ミネラルウォーター
・お茶
・ブラックコーヒー
などです。
スポーツ飲料など糖分が含まれている飲み物は飲めません。
手術後はフラフラして歩くのもしんどいので、飲み物は事前に買っておくことをお勧めします。
食事は手術の翌日から食べれます。
最初は「おかゆ」です。
噛まなくても食べれるものです。
お風呂は、
手術の翌々日から入れます。
入院から退院までのスケジュールは、
・月曜日:入院
・火曜日:手術
・水曜日:食事再開(流動食)
・木曜日:シャワー再開、夕食から軟菜食に
・金曜日:経過観察
・土曜日:朝食から標準食に
・日曜日:退院
約1週間です。
退院した週の金曜日に抜糸をしました。
入院中は痛み止めが処方されますし、手術後は痛み止めの点滴をされるので、苦痛を感じることは少なかったです。
全身麻酔後の酔った感じも時間が経過すれば治ります。
後、首から下は元気なので、ベットで寝続けるのが厳しいです。
病棟内にラウンジなどがありますので、そこで読書などされることをお勧めします。
まとめ
顎骨嚢胞摘出手術の入院の目安は約1週間です。
手術後は経過観察がメインです。
首から下は元気なので、普段できない読書をしたりすることをお勧めします。